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技術力を競う?

この記事がなんと2000件目の記事だそうです。ほぼ毎日で5年くらいですかね?基本的にブログの更新は
一日1回と決めてますので(イベントや練習など特別な記事もありますが…)よくもまぁ飽きっぽい俺が
続けたものです。最近は忙しくて先週のように1週間分まとめてなんてこともありますが、1日1回の原則を
なんとか守ってこれからもがんばって行きたいと思います。応援お願いしますね。

今日はITパスポート試験の講師をして来ました。時間的には余裕があるんですが、受講生の顔を見てると
どうも理解にばらつきがある感じ…演習形式の問題を少し多めにやらせたいけどそこまでの時間的余裕も
ないんだよなぁ…全体スケジュールであと3時間くらい欲しいかな?次回までに交渉してみよう。

帰って来て風呂に入って夕食を食べたらもうセブン開店の時間。

今日は常連さんと14−1を3ゲームほど…

俺は基本的にどんなゲームも好きですがエニー系は得意なはずなんですけどね。いやぁ、14−1を
やると自分の技量の拙さを実感しますねぇ…

ゲームにはそれぞれの特性があって難しさや楽しみ方もそれぞれ違います。ゲームで優劣をつける
ことは出来ないでしょうが、テクニックや知識をふんだんに使って実力を試すのであれば14−1か
ワンポケットが良いでしょうし、さすがにちょっと難しい…ということならボーラードも良いですよね。

それに対しナインボールは運の要素が他のゲームより多く介在しますよね。A級にもなればブレイクで
2つ3つポケットして特にトラブルがなくて取り出しあればマスワリして当たり前くらいの感じですから…
でも、ブレイク後の配置は運の要素が大きいですよね。もちろんテクニックでコントロールはしますよ。
コントロールも出来ないブレイクしたって運の要素をさらに高めるだけですからね。それでも取出しが
ないとかトラブルが発生しているなんてこともありますからね。

それを弱めるためにシュートアウトなるルールがあって最近は適用しているゲームも多いですよね。俺も
A級同士のセットマッチでは基本的にシュートアウトを採用することが多いですしね。

他にもいわゆるフロックと呼ばれるラッキーショットを出されたり、出したり…そういうゲーム性なんですよね。

俺は最近のポケットを小さくする傾向に反対です。セブンのポケットはちょっと癖はありますが、全て
公式ルールブックに則りボール2個以上になってます。

なんでここでこんなことを書いたか?と言うと「渋いポケット=良いテーブル」という認識が広まっている
ことに少し残念な思いをしているからなんですけどね。

確かにポケットの小さいテーブルでは精度を要求されます。前述のフロックだって減るでしょう。すなわち
上級者に有利なテーブルな訳です。でも、テーブルを工夫することでの優劣がテクニック差でしょうか?
俺は違うと思います。規定の大きさのポケットでその幅をフルに使ってプレーすることも重要な技術だと
思いますし、多くの人が勘違いしているようですが「真ん中からポケットする競技」ではないんです。

精度の要求の高いスポーツであることは事実です。でも他のスポーツを考えてみてください。例えば俺が
ずっとやっていた野球でもいいです。日本は野球が盛んで技術的には世界でもトップクラスでしょう。
そのプロのピッチャーでさえストライクが入らないことだってあるんです。ホームベースがなぜ幅が必要か?
それはホームベースが小さければゲームにならないからです。
アウトコース、インコースの投げ分けなんかはある程度出来るでしょう。ビリヤードで言えば穴振りです。
でも、真ん中に投げたボールがたまたま外角のストライクになることだってある訳です。

なんでポケットの手前をなめて入ったらダメなんですかね?ポケットするゲームなんだからいいじゃん。
フロックが出やすい?だってナインボールってそういう運、不運も含めてのゲームでしょ?それを排除
するってのは実力差を出しやすくするというよりはゲーム性を損なわせることになってやしないですかね?

「あぁ〜あそこであんなフロックかまされなかったら…」ってのも含めてナインボールの面白さだと思う
訳です。単に技術を競うならコールショットの14−1やエイトボールだっていいじゃないですか。これなら
ルールでフロックを禁止しているようなものですからね。

そしてルール違反の小さなポケットには技術的に入れを中心としたものになりやすい傾向があります。
もちろん大事ですよ。でもね…ヒネリやハードショットなどのいわゆるリスクショットは極端に難しくなる
傾向にあります。まぁ、入らないと言っても良いでしょう。それを入れるようにするのが技術だと思ったら
違うと思うんですよね。もちろん出来れば良いですよ。でも、そんなの上級者にしか出来ません。すると
B級くらいまでの人は入れることに汲々としてスピンによる手玉コントロールという別の大事なものを
あまり使わなくなってしまうのではないかと思う訳です。

さらに、ビリヤードは未だマイナースポーツと言っても良いでしょう。残念ながら事実です。もっと多くの
人に楽しんで貰いたい、競技人口を増やしたい。俺もそう思いますし、業界の中では良く聞きます。

でも、口ではそう言っても既存のプレーヤー有利の難しいテーブルを求めるというのはどうかとも思う訳です。
ボーリングでも誰でも得点しやすいようにガターをなくしたレーンなどで初心者の取り込みをしています。
なぜ、ビリヤードはそういう視点に立って考えないんでしょう?自分たちが有利になるテーブルが良いと
するのに俺はどうしても納得がいきません。

どこそこのテーブルは1.7個だの1.5個のもっと渋いテーブルがあるだのってな話を聞くのは実は
大嫌いです。だってルール違反じゃん。渋いテーブルでも俺はプレーしますし出来ますよ。まがいなりにも
A級の看板20年近く背負ってるんですから…でも、それが良いことだとは思えないんですよね。

幸いビリヤードには様々な競技があります。技術差を前面に出してゲームをしたければ競技を変えて
ゲームをすれば良いと思うんですよ。それをせずに単に上級者有利のテーブルを作り出すというのは
違うと思うんですよね。

ちなみにルールブックではコーナーポケットの大きさは125mm〜135mmと規定されています。そして
ボールは56.5mm〜57.2mmとなっています。すると一番大きいボールサイズで最小のポケットだとして
2.2個分のポケットになる計算です。これが公式ルールです。もっと狭くしたいのであればきちんと
コンセンサスを取ってルールを改正するのが先なんじゃないですかね?

ルールを守らずしてスポーツとは言えません。そしてこのことが競技人口の増加に繋がることもなければ
テクニックの向上に繋がることもありません。マイナスだらけなのにみんなが求める…

やっぱりビリヤード普及の鍵は上級者の意識なんですよねぇ…自分たちに有利なんて思っていたら
いつまで経っても変わらないですからね。まずは意識改革をしないと…

コメント (2)

mc:

こんにちは!

http://ameblo.jp/tasuku-n/entry-10324463702.html
西尾祐プロのブログです。
こちらによると、コーナーポケットの幅はボール2個分ぴったりだそうです。WPAの規定だそうですので、ポケット幅ボール1.5個分とかは狭すぎてルール違反ですね。

まぁ、それは置いといて、確かに最近はポケット幅が狭い台でのプレー志向が高いですね。

練習として自分を高める意味では良い事だと思いますが、それでテーブルや店の良し悪しを決めるのは間違いだと思います。

実際のところ、そんなにポケット幅が狭い台でプレーしたいのならスヌーカーすればいいじゃん、と思ったりもします。

それに、ポケット幅が狭い台しかないようではビリヤードの敷居が高くなるのは間違いない事だと思います。

コメントありがとうございます。
ご賛同頂くとほっとします。中々受け入れて貰えないですからね…

WPAでは日本のテーブルより狭いんですねぇ…
それでも2個はありますもんね。

サッカーでゴール隅を狙ってポストに当ってゴールしたら…
バレーボールでネットインしたら…
テニスでネットインしたら…

プレーヤーはラッキーと思うんでしょうね。

ビリヤードでクッションなめてポケットしたら…

失敗した…と思う人が多いはず。なんでラッキーじゃダメなんですかね?

もっとビリヤードをメジャーにしたいと言いつつ掛け球しながら
ルール違反の上級者有利のテーブルを求める…

私には理解出来ません…

我々現役プレーヤーは新規のプレーヤーが増える環境を用意すべきだと思うんですよね。
世間の目はプレーヤーが思っているよりも遥に厳しい視線で見られていることを
自覚しないといけないと思うんですよね。

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2009年09月06日 01:50に投稿されたエントリーのページです。

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