« 賽は投げられた | メイン | しゃ〜ない。切り替えて行くべ。 »

中立な立場

ふぅ・・・ようやく現実の日にちに追いついた。思い出しながら10日分の記事を書くのはしんどい・・・まぁ、ビリヤードの練習なんかもそうですが、ちょっとでも良いからコツコツと毎日続けることが大事ですねぇ・・・明日からは毎日ちゃんと書こう<何度も聞いたぞ!ってツッコミはなしでwww

今日は嵐の前の静けさって感じで一日ずっと静かな日でしたね。やることはいっぱいあるんですが、締め切りに迫られてなんてものはないので来月から始まる大学での講習の予習なんかを中心にやってました。まぁ、資格試験の対策講習なので人数が集まらないと開講されないなんてこともあるので無駄になるかもしれませんが、俺の知識にはなりますし最新のデータとかの集積も必要ですからね。

夜はセブンに入りますが木曜日はいつも暇。今日もことさら暇な日でしたね。まぁ、勉強する時間には事欠かなかったですがwww

さてさて、これで終わりでも良いんですが、ちょっとばかり最近の雑感など・・・

福島の原発は毎日報道されていますが、爆発を起こした頃から比べれば扱いも小さくなって来ているようですね。だからと言って安心して良い状況ではないですし、避難を強いられている方々もたくさんいらっしゃる訳で安易に終息がみえて来ているなどと言うことは出来ない状況であるのは間違いなさそうです。

ただ、これだけ報道されネットなどでも情報が溢れているのに「核爆発しないか?」とか「早くコンクリで固めてしまえ」とか言う意見が散見されるのにはビックリしますね。

核爆発についてはそもそも仕組みが違いますからね。核融合させたらすぐ爆発なんてことがあったら原爆製造が難しいなんて言われない訳です。原発を作る技術のある国は全て核兵器を開発する能力があるか?と言えば無理でしょうからね。

チェルノブイリだって爆発は水素爆発だと言われている訳です。今回の福島の爆発もそうですね。相当量の放射性物質が放出されたのは間違いないですが、爆発と共に空中に広がったものが落ちてきて関東地方などでも放射線量が上がっている訳です。

今後も水素爆発すれば関東まで来る可能性は十分にあると思いますが、少なくとも今は飛散量は少ないはずです。

コンクリで固めるのはチェルノブイリの処理から想像されたものだと思いますが、当時はソ連でしたからね。作業員に危険性を教えることもなく高度被爆を受けながら突貫作業で作ったものでとても恒久的な処置とは言えません。現に25年経過してひび割れや劣化の状況からさらに対策が必要だと言われていますからね。順番にきちんと処理をしないと後に禍根を残すことになりますから今出来る対策をしっかりと練って拙速な対応で誤魔化すようなことはしない方がより安全だと俺は思いますけどね。

核実験を行っていた頃のデータがないかとネットで探したんですが、信頼性があると思われるデータは気象庁の中にある気象研究所の発表しているものでしょうかね?

http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/2003Artifi_Radio_report/cover.htm

2003年に発表されているものなので今回の事象との直接比較は出来ませんが、俺の生まれた1968年の辺りを見てみると平常時(福島原発の事故前)の軽く1000倍は放射能を浴びてますね。まぁ、30年以内に癌で死ぬかもしれませんねぇ・・・(疫学的、医学的検証はしてませんがwww)

それよりも今は風評被害の方が心配ですね。いじめっ子はねぇ・・・自分がいじめたなんて思ってないんですよ。風評被害も似た側面がありますね。自分が発信しているとは本人は気づいていない場合が多いんじゃないですかね?過度に反応するとそれを面白がる連中も出てくる訳です。

別に安心して良いなんて思ってません。平時とは違うことは間違いないですからね。俺だってその危険性については自分なりに調べて検証もしているつもりです。もちろん専門家でもなんでもないですからそれが正しいかどうかなんて分かりません。でも、自己の意見に固執して自分の意見に近いものだけを集めても仕方ないと思うんですよね。不安な人はより不安に、安全だと思っている人はより安全だと思える資料しか集めなくなりますからね。そして、自分と意見を異にするものに対して過度に反応するようになる・・・正しい判断など出来るわけないです。

俺も怖いですよ。それに匠太に何か将来影響がないかという心配は皆無じゃないです。でもね・・・

空を見上げて飛んでる飛行機を見て「落ちてくるかもしれないから逃げなきゃ」とは思いたくない訳です・・・

About

2011年04月22日 01:55に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「賽は投げられた」です。

次の投稿は「しゃ〜ない。切り替えて行くべ。」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。