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大地震

このたびの東北地方太平洋沖地震に被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。また、人命救助、災害復興に携わるすべての方々に感謝の念を捧げ、一日も早い復興をお祈りしております。

このような際に私事ではございますが、私の家族は全員無事です。ただ、東北地方におります親戚の一部とは連絡が取れない状態が続いております。私の親類に限らず一人でも多くのご無事が確認されることを心よりお祈りしております。

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今日は世田谷の大学で追再試の実施日だったので、昨日までとは違いちょっとゆっくり目に大学に向かいます。予想はしていましたが、全員早く終わったので予定より30分ほど早く大学を出て帰宅の途につくことになりました。

海老名の駅で相模線に乗り込み出発のアナウンスが流れたその瞬間に今回の地震が発生しました。

電車はそれほど混んでいませんでしたし大きく揺れたものの車内に居た人たちは比較的落ち着いて行動していました。状況が分からないので携帯でネットにアクセスするものの既に繋がらない状態。尋常ではないと判断したところで車内放送・・・

「先程、東北地方で起きました・・・」

なに?東北地方の地震でここがこれだけ揺れた?直感的に電車の復旧は容易でないと判断して電車を飛び降り徒歩での帰宅を決意・・・

たまたま、一駅だったので40分ほど歩いて家の近所まで来ると母親と親父が畑に・・・とりあえず無事のようだ。家はどうなってるか尋ねるものの「大丈夫みたいだよ」と人事のような答え・・・

もちろん携帯は繋がらない。ママと匠太が心配で家に向かっていると途中でママに遭遇・・・

小学校が集団下校になったので迎えに行くということらしい。俺は家に戻るべきか一瞬考えるもののママから・・・

「何かあると困るからパパも一緒に来て」

と言われれば否やはありません。それに、もし集団下校中に何かあった場合にお母さん方が多いであろう付き添いで男手があった方が良いかもしれませんからね。

スーツのままカバンだけを置いてママと一緒に小学校へ・・・

小学校では校庭に全校生徒が集まって先生引率の元、集団下校する用意が終わってました。全員が防災頭巾を被ったまま帰ります。

夕食はママが火を使うのが怖いということだったので鳥昌亭で済ませることに・・・

セブンをオープンするかどうかはちょっと悩みましたが、何もしないで気をもむよりも普段どおりにしていることの方が大事だと判断して通常通り営業することにしました。

もちろん暇でしたが、そんなことはこの際どうでも良いです。

そうこうするうちに母親が親父が弟を迎えに行って連絡が取れないとセブンに内線・・・

状況を聞くと仕事に出ていた弟が相模大野から帰れなくなったと義妹から連絡があったらしく迎えに行ったは良いものの1時間以上帰って来ない上に、弟とも合流出来ていないとのこと・・・

俺に出動要請があるもののミイラ取りがミイラになっても良くないので弟と連絡を取り現状を確認。ついで道路の渋滞情報をチェックすると大渋滞で行くだけでも1時間は掛かると予想される状態。

そうこうしているうちに親父が弟と会えなかったということで帰宅。肝心なときに使えんな・・・

仕方ない。俺が行くか・・・途中から裏道を使えば20分で行けるはず。車に乗り込み出発するものの家の前から既に渋滞。裏道に繋がる道に出るまで通常ならば5分で行くところに40分。そこから裏道を使って1時間くらい掛けてようやく相模大野に到着。

あまりに遅くなったので既に徒歩で帰宅をはじめているのではないか?とも思ったんですが、待ち合わせの場所に立ってました。渋滞の中、大声で弟の名を呼び車に乗せます。

寒空の中、結局4時間以上待っていたようです。

帰りは裏道を使ったことと行きよりも渋滞が収まっていたので30分ほどで帰宅。時計を見ると既に日付が変わる直前でした。

その後、4時までセブンに入り不安は残るものの就寝・・・長い一日だったけど、被災した方々はまだまだ大変な状況のはず。俺に協力出来ることってなんだろう?

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2011年03月12日 20:28に投稿されたエントリーのページです。

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