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匠太の入園式

今日は匠太の入園式。そっかぁ…匠太ももう幼稚園かぁ…ついこの前まで赤ちゃんだった気がするけど気付けば
すっかりお兄ちゃんになってるもんなぁ…

匠太は早生まれということもあって年中からの入学。ってか3年保育って俺の時代にはほとんど聞かなかったから
年中って響きにちょっと違和感があるんだけど、今は当たり前みたい。

いつもより2時間ほど早く起きる必要があったんですが、ベッドで寝ていると幼稚園の制服に着替えた匠太が
「パパ起きてぇ〜」とフライングボディアタック…えぇ、えぇ起きますとも。いくら寝起きの悪い俺でも今日くらいは少し
シャッキと行かないとね。

生憎の雨だったので車で幼稚園まで行きます。入園式用の立て看板の前で写真撮影の長蛇の列。とは言え
これに加わらない訳にはいかない。まぁ、結構あっさり順番でしたけどね。

しっかりパパ率高いっすねぇ〜今日は平日だからほとんどのお父さんは有給か半休で来てるんでしょうね。まぁ、
俺は午後から仕事なのでプライベートタイムでの参加という珍しい人なのかもしれませんが、いやいやほとんどの
パパが来てるんじゃない?ってくらいの多さ。中には祖父母とおぼしき人々もちらりほらり…

まずは教室に行って持ち物の収納。そして、入園式に向かいます。席に着かせて父母は後ろへとのことで後ろに
行きますがビデオ撮影のパパ軍団の後ろに控えて最前列の匠太を目視するのは至難の業…

俺もこの日のために購入したビデオを片手に液晶画面で匠太を確認。ちょっぴり不安そうですが、なんとか皆と
同じようにしているようです。

そして式が始まり園長先生のお話。簡単な挨拶のあと出た言葉が「今日は話しを考えて来てないので終わり」
マジ?まぁ、長ったらしい話しを延々としてたら園児達も飽きるし収拾がつかなくなるだろうけど…う〜む緩い。
もっともこの緩さが気に入ってこの幼稚園を選んだというのもあるんだけど…

うちの周りには通える可能性のある幼稚園が3つあります。他にもあるかもしれないけど検討したのは3つです。
この幼稚園に決めた理由はいくつかあるのですが、ひとつはママが聞いて来た園長先生の話しだったんですよね

簡単に言っちゃうと「幼稚園に行く準備をするな」ということらしいです。最近の幼児雑誌なんかを見ていても
幼稚園に入るまでにこれを出来るようにしましょうとか言うことがたくさん書いてあります。生活全般に渡ることは
幼稚園に行く行かないに限らず教える必要があるので、きちんと挨拶をするとか、騒いで良い場所と駄目な
場所があるということを教えるとか言うことは必要ですし普段から気付く限り教えてます。

でも、数字をいくつまで数えられないといけないとか、ひらがなで名前を書けないといけないとか、幼児語ではなく
きちんとした言葉遣いをさせるとか、お友達と仲良くしましょうとか…こんなことは実は幼稚園で実体験の中で
覚えて行くことであって事前に準備しなくちゃ行けないことじゃないと思うんですよね。

幼稚園で失敗しないために家で色々やるということがいけないことだとは思いません。でも、失敗しないために
事前に練習してうまく行くことがそんなに大事でしょうかね?

失敗しないように無難に物事に対処する癖をこんなときからやらせる必要は俺はないと思ってます。人間は誰も
失敗をします。そして、それを教訓に工夫をし失敗しないように成長するのだと思います。自分の考えもなく
システマッチックに「こうすれば失敗しない」というパターンをただただ踏襲するだけの人生なんて詰まらないですし
人間としても魅力に欠けると思います。

それにシステマッチックに過ごしていてもいつかは失敗します。ただ、自分のパターンにない事象を目の前にした
時に対処する能力というのは数々の経験から判断されるものだろうと思います。

ちょっと話しは横道ですが、俺はPCの講師を生業にしています。受講生の皆さんにはドンドン失敗してください
とお願いしています。そして、何度同じ失敗をしても良いですとも伝えています。

教室で上手に資料を作成することがPC教室に通っている目的ではないはずです。俺の前で失敗したって良い
訳です。というより失敗してどこが理解出来ていないかを自分で把握することが大事な訳です。

「失敗をしない為にどうするか?」ではなく「失敗は誰でもする。でも、失敗した後にどうするか?」という方が
もっともっと大事だと思う訳です。

さらに大幅脱線覚悟で…
ビリヤードではしょっちゅう失敗してます。というよりも自分の思ったとおりに出来ることの方が少ないくらいです。
「えぇ?A級なのに?少々難しくてもバシッと入れてネクスト作っちゃうじゃない。」と思われる方もいると思います。
でも、実は違うんです。ほとんどのプレーは失敗です。例えポケットしたとしてもポケットのイメージは違ってますし
ネクストだって違うところに出てます。意外に思う方も多いかもしれませんね。

でも、実力が上がれば上がるほど入れもネクストもちょっとしたズレさえも分かってしまう。すなわち傍目には一見
成功しているように見えても自分の意識の中では失敗している訳です。

ポケットした以上は次のボールに向かわなくてはいけません。自分の思ったところと違うと駄々をこねても嘆き
悲しんでも次のプレーを続けなければ行けない訳です。そこで生きるのが今までして来た失敗の数々です。
こういうときにはこう対処すれば良いという方法を知っているのです。

すなわち、俺のビリヤードのプレーは極端に言ってしまえばほぼ全てがリカバリーショットの連続な訳です。

う〜む、毎度ながらすばらしい脱線ぶりだなぁ…元に戻しましょう。

だからうちでは「幼稚園に行ったらこれが出来ないと恥ずかしいよ」と言った類のことは一切言わないようにして
いました。これはママからの発案であり、俺も賛同してそのようにしていました。うちでは以前からママと俺が共通
認識の元、匠太を育てることにしています。

例えば禁句として…
「パパ(ママ)に怒られちゃうよ」
いけないことはいけないんです。だからパパ、ママどちらかが怒るのではなく二人が同じことを怒らないといけない
訳です。「ママに怒られちゃうよ」と俺が言うということは、「パパは怒ってないけどママが怒るよ」ということになり
いけないということを正確に伝えていることになりません。でも、両親に怒られっぱなしというのも可愛そうです。
だから、うちではママが怒るとパパがママがなぜ怒ったのか理由を匠太に聞いて諭すようにいけないことだと言う
ことを理解させます。もちろんパパとママが逆のケースもあります。

このような決め事は大抵俺の休みの月曜日の夜のママとの飲み会で話し合いこういう約束で行こうという共通
認識をするようにしています。

もっとも多くの発案はママで俺はそれを了解し、実践しているだけなんですけどね。

う〜む、長くなって来たのでそろそろ話題を移そう…

滞りなく式も終わり近くのお店で昼食のパンを購入して帰宅。3人で昼食を取ったあとに預かっていたPCを
届けに車で出かけてその後、教室に戻ってPCの授業を1コマ。

新規のプログラムの前提仕様を書いて、夕方には匠太と一緒にビリヤード。だんだんストロークも良くなって来て
ビリヤードっぽくなって来ましたね。夜は久しぶりに軽くビリヤードの練習。まぁ、練習では思ったほど壊れてないん
だよなぁ…

ってえらい長文の割りに後半はしょり過ぎ…

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2008年04月11日 04:13に投稿されたエントリーのページです。

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