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真相は?

今日からビリヤードも復帰です。とは言ってもまだ咳き込みますし、なんだかんだで1週間くらい
撞いてないので今日はリハビリみたいなものですけどね。ボーラードを2ゲームほどやって
みました。あまりに感覚が狂っているのでビックリしましたが、2,3日撞き込めばなんとかなる
様な気がします。<楽観的な...

で、昨日も書いた「ビリヤードのボールの配色はいつ、誰が決めたか?」なんですが、どうしても
気になるので、引き続き調査してみました。どうもブランズウィックによるボールの本格的な製造は
1917年頃のようで、その前の1900年頃にはローテーションに似た「61」というゲームが行われ
1910年くらいに8ボール、1920年頃に9ボールが出来たのではないかと言うことでした。すると
ブランズウィックが製造する前から現在の色と同じかは不明ですが、近い形になっていたと推測
出来ます。色の変遷等は分かりませんが、現在でもスヌーカーにはボール番号がなく、しかも
歴史的にはプールより古いことを考えると1800年代後半頃に確立されたと考えるのが妥当の
ような気がします。ちなみに現在のボールカラーでのボールセットを「ボストンボールセット」と
呼ぶらしいことも分かりました。これは多分、発祥がボストンであったことに由来するのではない
かと推測できます。発祥の地を名称にするケースは他にも見られ現在ナインボールの試合では
主流となっている「テキサスエキスプレスルール」もテキサスが発祥と聞いたことがあります。
さらに、ヒネリのことをイングリッシュと呼びますが、これもイギリスを発祥としていることから
付いた呼称のようです。色に関して言えばスヌーカーをルーツと考えた場合、手玉の白は
良いとして赤、黄、緑、茶、青、桃、黒の順に得点が多くなっています。キャロムでは黄色の
手玉を使うこともあるので、(これは象牙をボールにしていた頃に古くなると黄ばんだ事を
利用して手玉を見分けるのに使ったのではないかと勝手に推測してますが...)1番に黄を
設定し、次に視認性を上げる為の寒色である青(ブランズウィックカラーであることも関係
しているかも?)そして以前から使われている赤の順になると一応1〜3番の理由付けには
なるような気がするんですけどね。4,5は便宜的に作られた中間色の紫と橙、そして緑の
6番、茶色の7番と来ます。これはスヌーカーの並びに習ったものでしょうね。青は2番で
使っているし、桃は暖色系(8は偶数なので寒色系と想像される)すると残る黒となると...
そしてスプライトボール(ハイボール)は1番からの繰り返しとなってる訳ですが、この推論が
当たっていたら9番はピンクであった可能性もあるって事になるんでしょうねぇ。無理やり
こじつけてみましたが、真相はさ〜っぱりわかりませ〜ん。

今日のどう?
ボーラード 177点 171点

コメント (7)

なるほど,スヌーカーやキャロムとの関係性から配色が決定されたというのは,頷ける話ですね。

イングリッシュはイギリス発祥ゆえの命名という説があるのですか。
私は元々その単語に「ヒネる」という意味があるのだと思っておりました。
誰かにそう説明しちゃったような気もします。
恥ずかしい…

イングリッシュの件については正確にはイギリス人がアメリカに持ち込んだ為と
訳すのが適当のようです。発祥地イギリスではサイドと呼んでいるとの記述が
ありますが、私も詳しくありませんので...

ちなみに出典はアメリカビリヤード委員会(BCA)のホームページにある
ビリヤードの歴史です。
http://www.bca-pool.com/aboutus/history/start.shtml
私は英語がからっきしダメなので、誤訳している可能性も否定出来ませんが...
そう言えばイングリッシュ(ひねり)も得意とは言い難い...

みやざき:

練習会前にと掲示板を見て、びっくりしましたよ。ありゃりゃ奥の手、裏技?ですか(^^;

ポケットボールの色ですが、私も考えたことなかったです。
英語の「ビリヤード・エンクロサイペディア」を見たら
それらしいページはあるのですが英語訳が出来ないから
斜め読みですが、、

古くは象牙の玉で、番号まではわかりませんが、赤、黄、緑、赤紫、紫、黒
で色わけされている図と、全てが象牙のそのままの色で番号のみの玉の図が
出ています。これは、ロシアン・ビリヤード・ボールらしく、番号がちょっと変です。
1、2、3、。。。11、12、1、4、15おっと(??数字の横の小さい「k」はナンだろう?。

先のページでは、John Wesly Hyattという人が1869年に、新素材のセルロイド、ベークライトなどを
合わせてボールを作ったらしい。
そして、この製法と特許をアメリカの「ALBANY BILLIARD BALL CO.」が$10,000で
譲りうけ、カラーボールを数種類(記事では3〜6種類)の斬新なデザインとカラーを
彩色して販売したと書かれています。
現存している最古のポケットカラーボールらしき写真が、今現在、使っているもの
そのものの色です。年は1900年

絵では、ZIG ZAG BALLというのも出ていますが、ハイボールが卵の殻が割れたようなデザインで
ローボールにはジグザグの細い白い帯が入ったもので、回転が良くわかると書いてあります。

以上から推測して、ALBANYという会社が作った数種のうちの1つが
現在に至っている様です(らしい)。。。

余談ですが、象牙の玉を最初にセルロイドにした時にセルロイドの割合が
多くて、玉と玉がぶつかりあった際に、火花が出てその爆発音から、プレーヤーがピストルで
撃ち合ったという逸話を聞いたことがあります。あーコワイコワイ。。

う〜む、やはり1900年ですかぁ。私もそれ以前の数年が怪しいと踏んでいるんですが
色の理由までは明確にはならないですねぇ。本当は真相を知っている人っていないような
気がして来ましたねぇ...

お二人とも,何者ですか?(笑)
何故そこまでソースをお持ちなのですか?

イングリッシュをイギリスではサイドと呼んでいるそうですが,
ボウリングで,玉がヘッドピンの左にあたってストライクを出すことをブルックリンと呼んだりサイドと呼んだりするのと似ていますね。
似てねーか。
(マンハッタンの有名な二又交差点の左側がブルックリンだからという根拠のようです)

日本では
「ビックリクリクリ、ブルックリンって、、」
言いませんね。。。

日本の事情はまた違うと聞いたことがあります。
象牙の白の上にに赤の色を塗っていたという話を聞いたことないですか?

撞きこむとだんだん赤が白になっていくのだそうです。

本当?
---
そして問いだけ残してまた去っていく私。。。

(メールアドレス書かないと投稿できないのね。。)

>kenkenさん
みやざきさんは用具、歴史に詳しいですからねぇ。元はどこからか聞いてませんが
色々な書籍やネット、実体験ですかね?うちの質問コーナーにもよくフォローして
もらってますしね。私の場合は知人との四方山話とかネットで調べたものが多い
ですかね?まぁ、裏付けがなかなか難しいものもありますけどね。

>さんちゃん
コメントありがとうございます。象牙に色を塗るってのは比較的近年まで行われて
いたみたいですね。私も古くからスリーを撞いてる方から聞いた事があります。
現在でもカラーボールを撞くのはマナー違反と言われるのは当時赤玉を撞くと
色が落ちるのが早まったことからのようです。

メールアドレスに関してはコメントスパム対策で一応必須にしてあります。
一時期えらいたくさんあったもので...

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2005年01月07日 03:14に投稿されたエントリーのページです。

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