解説

ビリヤードのテーブルには撞きづらい場所が何カ所かあります。右利きの人が
右のレール際に並んだ手玉と先球を狙う時も撞き難くなるポジションのひとつです。
(1コマ目)この時に背中にキューを回して撞く人をよく見かけます。(3コマ目)
別にどんな格好をして撞いても良いのですが、あまりにカッコ悪いです。なぜ、
あれがカッコよく見えるか不思議ですね。どう考えても無理な体勢ですからね。
無理な体勢でショットするのがカッコよければ、野球でホームベースの逆に向いて
バッターが構えた所を想像して見てください。カッコいいですか?
当然、無理な体勢なので、ボールをポケットする確率も悪くなります。(4コマ目)
仮にこのフォームをカッコ良いと思った人がいたとしても、一般にレール際の
ショットは易しいとされているので、その易しいショットを外す事の方がよほど
カッコ悪いんですよ。
このようなケースではメカニカルブリッジ(レスト)を使うか、左手でプレー
するようにします。左の方が無理な体勢だと思ったあなたは迷わずレストを使って
ください。このフォームがカッコよくて、レストがカッコ悪いと思う間違った風潮が
ありますが、レストは決してカッコ悪くありませんし、唯一プレーで使ってよい
補助道具なのです。本当はレストを使いこなすのもかなり練習が必要なんですよ。
初心者用の道具ではなく、上級者も使う必要不可欠な道具なんですよ。

上級者は密かに笑って見ているこのフォーム。
自分が初心者である事をさらけ出しているようなもの...